WRC2019/03/07

ファビアR5新世代バージョン、ジュネーブで公開

(c)Skoda

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 シュコダ・ファビアR5の新世代バージョンがジュネーブ・インターナショナルモーターショーで正式にお披露目され、一般に公開された。

 シュコダ・モータースポーツの歴史で最も成功したファビアR5は、その成功をさらに継承すべく、最新のアップデートによってここに誕生した。ジュネーブ・インターナショナルモーターショーの会場でアンベイルされたファビアR5の次世代バージョンは、その勇姿を見守るようにこれまでに選手権でファビアR5が獲得した幾多のトロフィーが飾られている。

 新しいファビアR5は、外観上では新しいロードバージョンのフロントマスクのデザインを取り入れつつも、フォルクスワーゲン・ポロGTI R5などライバルに差をつけるべく、パワーやレスポンスが向上した新しい1.6リッター・ターボエンジンを投入するほか、多くの技術的な改善によってさらなるパフォーマンスの向上を図っており、今年の後半戦には世界ラリー選手権のステージでデビューする計画だ。

 シュコダ・モータースポーツの首脳陣は、ニューマシンの目標がこれまでの成功を継承することに他ならないという野心を秘密にしていない。

「これまで数々のチャンピオンシップを獲得したファビアR5の次世代バージョンは、世界中のカスタマーたちとともにシュコダのファクトリーチームがコンペティティブであり続けるための重要なステップになる」と、シュコダ・モータースポーツの代表、ミヒャール・フラバネクは語っている。