WRC2020/04/03

フィンランド、スタッフを90日間のレイオフ

(c)Toyota

 ラリー・フィンランドの運営母体であるAKKスポーツは、新型コロナウイルスの拡大による影響によってほぼすべてのスタッフをおよそ90日間にわたって一時的にレイオフすることを発表した。

 AKKスポーツは、ユヴァスキュラで開催される世界ラリー選手権のラリー・フィンランドやフィンランド国内選手権のプロモーターであり、AKKモータースポーツ連盟の子会社にあたる。

 AKKは100%所有するAKKモータースポーツ連盟及びAKKスポーツについて4月6日から最大で90日間にわたってほぼすべてのスタッフについて一時解雇することを発表した。

 8月6-9日に開催が予定されるラリー・フィンランドへの影響が懸念されるが、AKKスポーツは、フィンランド・ラリー選手権やラリークロス選手権のレースの運営をこの間休止することになるものの、ラリー・フィンランドの準備については可能な限り通常の人材で継続すると説明している。

 AKKスポーツは、これにともないフィンランド・ラリー選手権第4戦として6月12-13日にコウヴォラで開催する予定だったSM O.K.オート・ラリーを9月4-5日に延期することを発表しており、本来、この9月の日程で第5戦として開催される予定だったSMオウル・ラリーはキャンセルされる。最終戦は9月25-26日にセイナヨキで行われるラリー・ポフヤンマーとなる。