WORLDWIDE2018/07/08

ブフィエ、骨折した腰椎を固定する手術が成功

(c)FFSA

 イープル・ラリーでクラッシュしたブライアン・ブフィエは、事故の2日後にドイツのハイデルベルク病院で骨折した腰椎を固定する手術を受けていたことを明らかにした。

 フランス選手権の開幕戦からこれまでの4戦で3勝しているブフィエは、この週末に行われているラリー・アヴェイロン・ルーエルゲを欠場することになったが、フランス選手権のライバルたちは「ブライアン、早く元気になって。僕らは待っているよ」というメッセージが書かれたバナーをみんなで掲げた写真を SNSに公開して、ブフィエにエールを贈っている。

 ブフィエは、仲間たちのメッセージに感謝するとともに、脊椎をプレートで固定したレントゲンの写真を公開し、彼の負ったケガがけっして軽度なものではなかったことを初めて告白している。

「フランス選手権の仲間たちの素晴らしい支援に感謝を述べたい。本当にありがとう」とブフィエは語った。

「この機会に近況をお知らせしようと思う。僕はドイツで脊椎の手術を受けなければならなかったが、日ごとに良くなりつつある。(イープルの)事故のあと2日も経たないうちにドイツのハイデルベルク病院で手術を受けられたことは幸運だった。それはクリスチャン・リーデマンと彼のコドライバーのミハエル・ヴェンツェルのおかげだった」

 クリスチャン・リーデマンとヴェンツェルは、昨年のドイツ・ラリー選手権のラリー・フォーゲンスベルクで横転、二人とも脊椎を骨折する重症を負ったものの、今年、元気になって選手権に復帰、6月のラリー・シュタンバーガー・ベルクで復活勝利を飾っている。

 ブフィエは、彼が骨折の事故を負った直後、リーデマンが彼らの主治医に連絡をとり、すぐに手術のためのスペシャルチームが結成されたと明かした。

「二人が主治医のドクター・ニコ・シュナイダーに連絡をとってくれ、彼が友人たちに連絡して僕のために医療チームすべてを準備してくれたんだ。休暇中だったにもかかわらず、ドイツの最高の外科医であるジャン-オリヴィエ・ノイマン医師、シモン・ドゥブレル麻酔医やハイデルベルク病院のスタッフ全員が僕を迎えてくれたんだ。彼らのサポートに永久に感謝したい。そしてみなさんからのすべてのメッセージに感謝しているよ」