2017年のダカール・ラリー勝者であるプジョーのステファン・ペテランセルがステージ8を勝利、チームメイトのカルロス・サインツがペースをコントロールして総合首位を堅持している。
ペテランセルは土曜日にサスペンションの故障によりステージ上で1時間半にわたって立ち往生してトップを失ったため、日曜日はいつもより遅い出走順に助けられることになった。彼は失われたタイムをわずかに回復し、ボリビアのウユニとトゥピザの間の498kmの競技区間で今年2度目のステージウィンを獲得した。
先週苦戦し、総合順位で45時間遅れたシリル・デプレは、この日を通してペテランセルに挑戦したが、49秒遅れてステージ2位となった。
土曜日に大量のリードを築いたプジョーのカルロス・サインツは、この日のステージで道を開き、無理をしないペースをキープ、ペテランセルより7分遅れでフィニッシュして首位を守っている。
トヨタGAZOOレーシングSAのナッサー・アル-アッティーヤ(トヨタ・ハイラックス)はステージ3位を獲得し、総合順位ではペテランセルを抑えて2位につけている。
アル-アッティーヤは最初の2つのウェイポイントでタイムシートのトップだったが、最終的に2分遅れでステージを終えた。総合順位では彼はペテランセルに7分の差をつけているが、総合首位のサインツとはまだ1時間6分37秒の差をつけられている。
アル-アッティーヤのチームメイトのベルンハルト・テン・ブリンクとジニール・ドゥ・ヴィリエは総合順位が逆転した。ドゥ・ヴィリエは20分以上を失って5位に転落、テン・ブリンクが4位となっている。
月曜日に予定されたステージ9は悪天候によって中止となり、1時間あまりのリードを手にしたサインツが2010年以来の2度目の勝利に近づくことになった。2018年のダカールは残すところ5日間となっている。