WRC2025/05/23

ポルトガル、WRC開催契約を2028年まで延長

(c)Toyota

 ラリー・デ・ポルトガルが、2028年までWRCカレンダーに残ることが正式に決定した。

 ラリー・デ・ポルトガルは、1973年のWRC初開催からカレンダーの一戦として開催されており、2002年から2006年にかけての短い休止期間を除けば、毎年WRCを開催し続けている。長年にわたり、伝統的なグラベルラリーの一戦として名声を築き、ファフェやアルガニルといったステージは世界最高峰のステージとして知られており、先週末も数十万人の観衆を魅了している。

 先週末5月15日から18日にかけて開催されたラリー・デ・ポルトガルは大きな成功を収め、数十万人のファンを魅了し、WRCイベントにふさわしいことを改めて証明した。これを受けて、ポルトガル自動車クラブ(ACP)とWRCプロモーターは、同ラリーが2026年、2027年、そして2028年のWRC公式カレンダーに引き続き含まれることを発表した。

「この発表は、我々の組織にとって、またこの素晴らしいラリーを国内各地に誘致することを信頼して託してくれたすべての市長にとって、そしてファンや経済にとっても、非常に朗報だ」とACP会長カルロス・バルボサは語った。

「WRCプロモーターからの信頼も極めて重要であり、次の3年間もこうしてラリーの開催を推進できることを大変うれしく思う」

 日曜日のパワーステージで、WRCプロモーターを代表して挨拶したシニア・イベント・ディレクターのサイモン・ラーキンは、WRCをポルトガルで開催し続けるための重要な要素として、ファンの存在を強調した。

「ここ(ファフェ・ステージ)を見渡すだけで、このイベントがスポーツ面、プロモーション面、そして観客の面においても、いかに重要なイベントであるかが分かる。これは我々にとって重要なイベントだ。WRCおよびポルトガルにとっても重要な一歩だ」とラーキンは語った。

 ラーキンはまた、このイベントを成功させるために多くの関係団体をまとめ上げたバルボサ会長の尽力にも敬意を表した。

「このイベントには自治体や観光団体など、多くの関係者が関わっており、彼らがこのイベントを真に支え、今日のかたちに作り上げている。バルボサ会長は、WRCの誰もが愛するこの素晴らしいラリーを実現するために、彼らを一つにまとめ上げるという素晴らしい仕事をしている」