シトロエン・レーシングのイブ・マトンは、今季のファクトリードライバーにクリス・ミークを起用したことは賭けだったと明かした。
昨年、ミークはシトロエンDS3 WRCで2戦に出場するチャンスを与えられたが、これらのラリーで3回クラッシュして、マトンの期待を裏切っている。しかし、マトンはそれでもなお、ミークに今季の世界選手権にフル参戦するチャンスを与えている。
マトンは悪いジョークのようなクラッシュだったと昨年を振り返った。
「我々が今シーズンのチームに参加するよう彼に頼んだとき、それは少しばかり賭けだった」とマトン。
「彼は昨年、我々のために2つのラリーを走り、3回クラッシュした。それは、まるでちょっとしたジョークのような話だったからね・・・」
ミークは開幕戦ラリー・モンテカルロで3位に入り、さっそくマトンの期待に応えている。
「(モンテのリザルト)は、昨年起きたことから彼が頭を切り替えるためにも良かった」とマトン。
「ドライバーにとって最も重要なものはスピードで、クリスはこれを備えている。これは彼の優れた才能だ。だから、我々は彼と協力して、彼が全くミスを犯さずに最高レベルでラリーができるようにするために取り組むことにしたのだ」