WRC2017/03/26

マトン、2年間の競技ライセンス停止

(c)Citroen

 ベルギーのモータースポーツ連盟にあたるRACB(ベルギー王立自動車クラブ)は、イヴ・マトンの競技ライセンスを一時停止し、ベルギー国内の競技に出場することを2年間にわたって禁止することを決めた。

 シトロエン・レーシングのチームディレクターを務めるマトンは、これまでにもプライベートで何度もラリーに出場してきた。ベルギーメディアによれば、昨年11月にラリー・ドゥ・コンドロスに彼がシトロエンC4 WRCで出場して5位になった際に、ドーピング検査を受けたものの、このときに陽性の判定があったという。

 マトンは糖尿病治療のために血圧降下剤を使用しており、そのなかに含まれていた禁止薬物がドーピング検査で検出された模様だ。