ランチア・コルセHFは、ヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)にもオフィシャルチームを投入することを正式に発表、アンドレア・マベリーニとヴァージニア・レンツィがランチア・イプシロンRally2 HFインテグラーレを駆って悲願のタイトルに挑む。
昨シーズンのERCで惜しくも3位となったマベリーニは、ACIスポーツのサポートを受けてランチア・コルセHFのオフィシャルサポートドライバーとして参戦する。マシンはF.P.F.スポーツがプリペアを行い、ピレリタイヤを装着する。
ランチアは、2月7〜8日にかけてイタリアのヴィチェンツァ・エキスポ・センターで開催されたレーシング・ミーティングにおいて、今季のERCにオフィシャルチームを出場させることを発表、ランチアのファクトリーサポートドライバーとしてマベリーニを起用することを明らかにしている。ラリー界の象徴的ブランドであるランチアが最後にERCでチャンピオンを獲得したのは1993年のピエール-セザーレ・バローニが最後となっており、マベリーニは33年ぶりにランチアにERCタイトルをもたらすことを狙う。
ACI会長のジェロニモ・ラルーサ、ACI臨時副コミッショナーのジョバンニ・トンボラート、CEOのロベルタ・ゼルビ率いるランチアの幹部、そして1983年にランチアでERCのタイトルを獲得したミキ・ビアシオンが出席した記者会見において紹介されたマベリーニは、ランチア・ブランドの重みと熱いファンの支援を感じていると語った。
「ラリーにおけるランチアの意義を真に理解したことは一度もないが、これはおそらく、僕がまだ若すぎるからだろうと」と、イタリア出身の26歳のマベリーニは語った。
「たくさんの人々がランチアの発表を待ちわび、見守る中、多くの熱い話を自分の目で見てきた。イタリアの皆さんから多くのサポートを得られることは間違いないし、これは非常に重要なことだ。ランチアが僕たちを支援してくれることも、僕たちの将来にとっても重要になる。これが1年だけの挑戦ではなく、もっと長い道のりになることを願っているよ」
マベリーニは、2026年のヨーロッパ・チャンピオン獲得を唯一の目標とすると語った。
「昨年は適切なパッケージで臨んだ最初の年だった。今年はさらに強力になっていると思いますので、さらに上を目指したい。目標はただ一つ。もちろん、勝ち始めること。それ以外は考えられないよ」
マベリーニは、2024年のラリー・シレジアでERC初優勝を果たし、昨シーズンは2回の表彰台を果たして最終戦のクロアチア・ラリーに逆転タイトル獲得を賭けて挑んだものの、惜しくもクラッシュに終わっている。
「ドライバーとしてのパフォーマンス面で大きな変化はないかもしれないが、もう少しコンスタントに走れるようにする必要がある。そして、もう少し運も必要だが、きっと運が味方してくれるはずだよ」
マベリーニは、4月にスペインで行われるERC開幕戦ラリー・シエラモレナに先立ち、複数のテストを行う予定だ。