Raid2025/12/28

ミュンスター、ダカールの挑戦が待ち切れない

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 グレゴワール・ミュンスターは、ジョルダン・セルデリディスのナビゲーターとしてフォード・ラプターT1+で臨む初のダカール・ラリーへのチャレンジが待ち遠しいと語った。

 ラリー・サウジアラビアからケニアへ飛び立ったミュンスターは、イースト・アフリカン・サファリ・クラシック・ラリーに出場。そこでセルデリディスのコドライバーとして3位を獲得。その後、ダカール・ラリーのコドライバー養成講座を受けるため、スペインへ飛び立った。
 
 そして彼は再びサウジアラビアへ向かい、2週間のダカール・ラリーの冒険に挑む。そして、その挑戦がゴールした日のうちに彼はフランス行きの飛行機に乗る計画だ。翌日からモンテカルロのレッキが始まるからだ。
 
 ミュンスターは、WRCシーズンの終わりから新しいシーズンが始まるまで、自宅で過ごせる期間はわずか8日間だと見積もっている。それほどまでに過酷なスケジュールでのダカール参戦を、彼はなぜ受け入れたのだろうか?

「ケニアの休息日にジョルダンがこのアイデアを提案してきた時、僕は『これは本当にまずいアイデアだ』と言ったんだ」とミュンスターは笑った。

「彼にはナビゲーションを学ぶのに2週間しかなく、全く見当もつかないから、それは良くない考えだと言ったんだ。でも彼は、『心配しないで。ナニ・ローマのことをよく知っているし、彼のコドライバーであるアレックス・ハロが手伝ってくれるよ』と言ってくれたんだ」

「ダカールに挑戦できる機会なんてそうそうあるものではないし、ナビゲーションの知識や様々な地形の知識など、様々な経験が将来役に立つかもしれないと思ったので、参加することに決めたんだ。それで、ケニアからの帰りのフライトを変更して、そのままスペインに行き、ハロと一緒にナビゲーションを学ぶために2日間滞在したんだ」

 ミュンスターは、ダカールのナビゲーションは想像以上に困難であることをハロを訪ねて理解したと語った。

「大きなチャレンジになるよ。時間通りのチェックインなどコドライバーを務めること自体が既にチャレンジなのに、ダカールに行くとさらに大きな課題が加わるからね」とミュンスターは語った。

「ペースノートやロードブックに記載されている説明を読むだけでなく、様々な制限速度に従う必要があるんだ。制限速度には様々な種類があり、例えばロードブックのボックスから出たばかりの時の出口制限速度や、一定距離を走る間に従うべき平均制限速度などがある。もちろん、ウェイポイントにも様々な種類があり、それぞれに開始半径と有効半径があり、どのウェイポイントがどの半径なのかを把握する必要がある。あまりにも覚えなければならないことがたくさんあるよ!」
 
 ミュンスターはダカールではどんな結末を予感しているのだろうか?

「まずは完走することが目標だ。それ自体が大きな成果だと思うからね。少し楽観的すぎるかもしれないが、いい予感がしているし、うまくいってほしいと思っているよ」

 ダカール・ラリーは1月3日から17日まで開催される。