ERC2017/08/25

モリナロ、師匠ジジ・ガリのコドライバーとコンビ

(c)ERC

 オペル・ジュニアチームのドライバーであるタマラ・モリナロは、新しいコドライバーに経験豊富なジョバンニ・ベルナッキーニを迎えて、今週のバルム・チェコ・ラリー・ズリンでFIAのERCジュニア・アンダー27選手権とERCレディース・トロフィーのキャンペーンを再始動する。

 ウルスラ・マイルホーファーと共に今季を開始したモリナロは、先週のADACラリー・ドイッチュランドでヴェロニカ・エンガンと一回限りの参戦を行った。そして今度のオールターマックのイベントでは、ジジ・ガリの元コドライバーであったベルナッキーニと初めてのコンビを組む。

「ジョバンニ・ベルナッキーニと初めて一緒にラリーを走ることに興奮している」とモリナロは語った。

「私のラリーヒーローであるジジ・ガリのコドライバーとコックピットで隣に座れることは、本当にエキサイティングだ。私はジョバンニを長年知っているので、彼の豊富な経験に大いに助けられると思う」

 レッドブルの支援を受けて今季のプログラムに取り組んでいるモリナロは、先週のラリー・ドイチュランドではメカニカルトラブルもあってクラス12位に終わったが、初参戦となるバルム・チェコ・ラリー・ズリンでの飛躍を願う。

「ズリン周辺のSSは素晴らしく、私はそれらに取り組むのが待ちきれない。先週のADACラリー・ドイチュランドでは予期せぬトラブルも経験して非常に勉強になる4日間だった。しかし、その4日間で私たちは着実にスピードを改善することができたので、ズリーンでもそれを継続するつもりよ」