WRC2017/10/21

ラトバラ、 「英国は僕の第二の故郷」

(c)Toyota

 ヤリ-マティ・ラトバラは、ラリーGBが開催される英国は第二の故郷だと感じていると語り、ラリーキャリアをスタートしたステージでいい結果を残して来季につなげたいと願っている。

 ラトバラは母国フィンランドでラリースプリントで競技を覚えたあと、17歳になるのを待って2002年にイギリスに渡り、ラリーへの参戦をスタートしており、17歳と7カ月のときにラリー・グレートブリテンでWRCデビューを果たしている。

 ラトバラは前戦スペインでエンジンを壊すなど不運続きだが、ヤリスWRCはグラベルとターマックにおいて着実に速さを証明しつつあり、シーズンでもっともトリッキーな一戦として数えられるラリーGBで勝つことができれば、その強さは本物になると確信しているようだ。

「イギリスは僕がラリードライバーとしてのキャリアをスタートした場所で、初めて世界ラリー選手権に出場したのがラリー・グレートブリテンだった。だからイギリスは第二の故郷のように感じるよ」とラトバラは語った。

「ラリーGBには、ミヘリンやディフナントなど素晴らしい歴史的なステージがあり、これらをふたたび走るのが楽しみだよ。最近のラリーではクルマにいくつか技術的な問題が生じたが、チームは既にそれらを完全に解決済みであると確信している。今季残る2戦で良い結果を残して、この素晴らしいシーズンを終えられることを願っている」

「シーズン序盤の数戦は手強いラリーだったが、シーズン終盤のラリーよりもクルマに対しては幾分優しかったのではないかと思う。今年はチームにとって参戦初年度であり、我々はまだ常に多くのことを学んでいるところだ」