WORLDWIDE2017/10/23

ラトバラとハンニネンが母国ラリーでコンビ

(c)Jari-Matti Latvala

 フィンランドで行われたペウルーンカ・ラリーでTOYOTA GAZOO Raicingのコンビが、トヨタのかつての栄光のラリーカー、セリカGT-FOUR ST-165で参戦した。ドライバーを務めたのは、このマシンのオーナーでもあるヤリ-マティ・ラトバラ、そしてコドライバーを務めたのはユホ・ハンニネンだ!

 ヒストリックマシンのコレクターであるラトバラは、カローラWRC、セリカGT-FOUR ST-205、自身が10代の頃にフィンランドでドライビングを覚えたカローラ・レビンAE86を所有しているが、レストアを終えたばかりの新しいコレクション、1988年製のGT-FOUR ST-165のデビューをチームメイトと行っている。

 ラウッカをベースに5SS/45.8kmのワンデーイベントとして開催されたペウルーンカ・ラリーには、49台のマシンが出場、フォード時代のチームメイトだったミッコ・ヒルボネンや先ごろまでトヨタのスポーティングディレクターを務めていたヤルモ・レウティネンが応援に駆けつけるなか、ラトバラとハンニネンのコンビは今年のフィンランド・チャンピオンに輝いたテーム・アスンマーが駆るシュコダ・ファビアR5を相手にわずか18.2秒遅れの2位でフィニッシュ、ヒストリック・クラスでは圧勝を飾っている。

「ユホと走ったペウルーンカ・ラリーは素晴らしかったよ。僕らはレッキから集中して取り組み、そしてラリーでも2位でフィニッシュすることができた。コドライバーシートに座ってくれた友人のユホのおかげだよ。セリカGT-FOURのドライビングも本当に楽しめたよ!」

 サンデーイベントでリフレッシュした二人はこのあとウェールズに移動、火曜日から始まるラリーGBのレッキに向かうことになる。