WRC2017/10/14

ラリーセーフがセーフティシステムでWRCと5年契約

(c)RallySafe

 ラリーセーフは、2018年から5年間にわたってWRCにセーフティに関するシステムを供給する契約を結んだ。

 オーストラリアのタスマニア州に拠点を置くラリーセーフは、親会社であるステータス・アウェアネス・システムズのもとに2010年初めに設立され、世界で最も評価の高いシステムを提供している。

 同社は、計時とライブ追跡、そしてイベント中にアクシデントが発生した際に最も重要となるクルーのセーフティに関するシステムを提供することになる。

 FIAは次のように発表した。

「FIAは公募の結果、2018年から2022年のFIA世界ラリー選手権シーズンに計時、トラッキング、コネクティビティ・ソリューションを提供するシステムとして、ステータス認識システム(SAS)が選ばれたことを発表する」

「『ラリーセーフ』は最新技術を組み込んだ先進的ラリー管理プラットフォームであり、競技者と観客の安全を向上させ、ラリーコントロールに生のフィードバックを提供し、各ステージのタイムと結果を即座に統合することが出来る」

「SASは、世界中でラリーのセーフティ、計時、および追跡サービスを提供する最大のプロバイダーであり、国際選手権からクラブ主催のイベントに至るまで、毎年15カ国以上で100以上のイベントを手掛けている」

 『ラリーセーフ』のシステムは現在、アジア-パシフィック・ラリー選手権、オーストラリア選手権、ニュージーランド選手権で標準のシステムとして導入されるほか、カナダ、日本など15カ国で利用されている。