WRC2018/06/30

ラリー・フィンランドに72台がエントリー

(c)Citroen

 68回目の開催を迎えるラリー・フィンランドには、15台の新世代WRカー、30台のR5マシンを含む72台がエントリーしたことが明らかになった。

 Mスポーツ・フォードはセバスチャン・オジエ、エルフィン・エヴァンス、テーム・スニネンの3台。ヒュンダイはアンドレアス・ミケルセン、ティエリー・ヌーヴィル、ヘイデン・パッドンの3台。トヨタはヤリ-マティ・ラトバラ、オイット・タナク、エサペッカ・ラッピの3台。シトロエンはマッズ・オストベルグ、クレイグ・ブリーン、カリド・アル-カシミの3台となり、オストベルグがこのラリーからカーナンバー10で出場する。

 WRC2には18台がノミネート。トヨタGAZOOレーシング・ラリーチャレンジプログラムの勝田貴元と新井大輝がトミ・マキネン・レーシング(TMR)のフォード・フィエスタR5を駆って今季5戦目のWRC2に挑むほか、ヤルッコ・ニカラと足立さやかもTMRのフィエスタR5を駆って今季2戦目のWRC2を迎える。

 今季のWRC2をリードするポントゥス・ティデマンド、同じく3勝を挙げて18ポイント差の2位で続くヤン・コペツキはともにフィンランドをスキップ、シュコダ・モータースポーツからはオーレ・クリスチャン・ヴェイビーとカッレ・ロヴァンペラの若い二人が出場する。ロヴァンペラにとってこれが母国WRCデビュー戦となる。

 シトロエン・レーシングのステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 R5)も優勝候補の一人であり、フィンランド選手権をリードするエーリック・ピエタリネン(シュコダ・ファビアR5)はダークホースになるだろう。

 ラリー・フィンランドは7月26〜29日に開催される。