ERC2017/10/11

リエパーヤでERC表彰式、カイエタノビッチは欠席

(c)ERC

 2017年のヨーロッパ・ラリー選手権の表彰式が、最終戦ラリー・リエパーヤがゴールした翌日に行われ、タイトルを獲得したドライバーとチームが出席して授賞式が行われている。

 ERCエンド・オブ・シーズン・アワードがリエパーヤ市のグレート・アンバー・コンサートホールで行われ、FIA ERCチャンピオンチームのカストロール・フォード・チーム・トルコ、FIA ERCジュニア・アンダー28選手権チャンピオンのマリヤン・グリーベル、FIAERCジュニア・アンダー27選手権チャンピオンのクリス・イングラム、FIA ERC2チャンピオンのティボール・エルディJr、ERCレディス・トロフィー勝者のタマラ・モリナロが参加した。

 2017年のFIA ERCチャンピオンに輝いたカイエタン・カイエタノビッチは、ラリー最終日にヘリコプター事故で親友を亡くしたため、栄えある表彰式への出席を辞退しており、彼に選手権に敗れたブルーノ・マガラエスがカイエタノビッチの名前を刻んだ銘板をチャンピオントロフィーに備え付けたあと、記録的な3度目のERCタイトルを成し遂げたライバルを祝福するスピーチを行っている。

 また、5月にテスト中に見舞われたアクシデントのあと不屈の魂で復帰したアレクセイ・ルクヤヌクにコリン・マクレーERCフラットアウトトロフィー・オブ・ザ・イヤーが贈られている。

 ERCジュニアU27で2位でフィニッシュしたマーティンシュ・セスクスの父、ウーディス・セスクスもゲストの一人として会場に姿をみせていた。