WORLDWIDE2025/02/28

ルノー・クリオRally6が発表

(c)Renault

 ルノーは、フランス連盟(FFSA)の新たなレギュレーションに準拠したクリオRally6を発表した。

 クリオRally6は、FFSAの新しいFR6レギュレーションに準拠するように設計され、1.3リッターエンジンを搭載したクリオの市販車をベースに組み立てるキット形式で提供され、価格は消費税込みで19,999ユーロ(およそ300万円)となっており、これまでのところフランス国内でのみの販売と発表されている。

 6速マニュアルトランスミッションで最高出力150bhpを誇るこのマシンは、FR6のレギュレーションに従い、コスト削減のために公道走行可能なタイヤが装着される。

 プジョーは昨年、同じ技術仕様で製造された208 Racingを発表している。FR6クラスの狙いは、モータースポーツへのコスト効率の高い参入方法を提供することであり、このマシンはサーキットレースやヒルクライム、スペシャルステージなど多様な競技で使用可能だ。

 クリオRally6は現在受注受付中で、Rally5、Rally4、そしてフラッグシップモデルであるRally3を含むホモロゲーション取得済みのクリオ・ファミリーに加わる。