WORLDWIDE2026/02/28

ロヴァンペラ、スーパーフォーミュラを初テスト

(c)GAZOO Racing

 
 カッレ・ロヴァンペラは鈴鹿サーキットの合同テストでスーパーフォーミュラを初めてテスト、水曜日と木曜日ともに最下位のタイムとなったが、新しいチャレンジをやっと開始できたことに笑顔をみせている。
 
 4月に開幕するスーパーフォーミュラに向けたプレシーズンテストが、水曜日と木曜日に鈴鹿サーキットで行われた。KCMGからスーパーフォーミュラに参戦するロヴァンペラにとっては昨年末のルーキーテストを良性のめまい症(BPPV)で欠場したため、今回が初めてのスーパーフォーミュラのテストとなった。

 ロヴァンペラは1月にはニュージーランドでフォーミュラ・リージョナル・オセアニアに出場したほか、ヨーロッパでもF2カーでのテストも行って今回のスーパーフォーミュラのプレテストに臨んだが、これまで未経験な550馬力のパワフルなエンジンやダウンフォース、さらに初経験のヨコハマタイヤを備えたスーパーフォーミュラでのテストは苦しいスタートとなった。

 さらに初日の水曜日は雨という試練となったほか、トランスミッションの問題や他のドライバーによる相次ぐコースオフによってロヴァンペラは十分な走行ができなかったが、木曜日はドライコンディションのなかでようやく走ることができた。ロヴァンペラは朝のセッションとともに午後のセッションでも最下位のタイムとなったが、それでも午後のセッションで1.346秒タイムを縮めることになった。

 ロヴァンペラは自身の改善に満足していることを認めつつも、高速コーナーでのスピードとマシンのグリップレベルへの適応に課題があることを認めた。

「とにかく今回は最初の走行をこなし、マシンに慣れ、どんな感じかを確認することが目的だった」とロヴァンペラは語った。

「これまでテストやレースで使用してきたマシンとは大きく違うので、調整すべき点がたくさんあることは明らかだ。高速でのマシンに慣れる必要があるが、まずは最初のテストを終えられて良かった」

 ロヴァンペラは2日間のテストで合計81周を走行し、木曜午後のセッションでは最速ドライバーから2.422秒遅れだった。彼は4月のシーズン開幕戦に向けて、マシンの性能を最大限に引き出すためにはテスト走行を繰り返していくつもりだと語った。

「(これまで知っているクルマとの)ギャップが大きすぎることは確かだ。このマシンでの周回数はまだ少ないので、一歩ずつ改善していくしかない」とロヴァンペラは語った。

「高速域でこれほど高グリップのマシンに乗るのは初めてだ。エアロダイナミクスとタイヤが組み合わさって高いグリップ力を発揮する。まずはこれに慣れて、マシンの性能を最大限に引き出す方法を模索する必要がある」

 スーパーフォーミュラのシーズン開幕戦は4月4日と5日にもてぎサーキットで開催される。