WRC2020/02/25

ロヴァンペラ、70周年の母国戦へ期待

(c)Toyota

 今年、誕生から70周年記念を迎えるラリー・フィンランド。トヨタのオフィシャルドライバーとなったカッレ・ロヴァンペラは母国ラウンドをWRカーで走ることは特別な意味をもつと語った。

 ラリー・フィンランド主催者は、先週末、8月6-9日に開催される今年のイベントのアイテナリーを公開しており、気鋭のフライングフィンとして注目される19歳のロヴァンペラが母国ラウンドへの期待を述べている。

「僕たちがラリー・フィンランドについて話すとき、その期待は常に高い」と19歳のロヴァンペラは語った。

「僕がラリーができるようになる前、ずっと観客として2000年代のすべてのラリー・フィンランドを観戦した。70周年記念イベントにWRカーのドライバーとして参戦できることは夢のようだ。それにラリー・スウェーデンで良い結果をだせたので、母国ラウンドにむけて間違いなく僕は多くの自信を得たよ」

 ロヴァンペラは、ヤリスWRCでの初めての母国ラウンドでも表彰台バトルができることを疑っていない。

「近年、フィンランドのステージ全般がそうだが、このルートは僕に非常によく合っている。もちろん、今年は初めてのWRカーでの参戦になるので、速度が異なり、慣れるのに少し時間がかかるかもしれないが、すぐに良いリズムに乗ることができることを願っている」とロヴァンペラは語った。

「フィンランド出身のドライバーが今年のユヴァスキュラで健闘すると信じている。僕たちは一丸となって、いくつか異なるクラスの表彰式でフィンランドの旗を掲げることができることを願っている。ラリー・フィンランドでフィンランド人ドライバーが1-2-3を達成出来たら、それはとても良いね」