WRC2018/12/02

ローブ、アブダビ撤退は残念な報せ

(c)Citroen

 セバスチャン・ローブは、シトロエン・レーシングが来季3台目のC3 WRCを走らせないという決定によって来季も世界ラリー選手権へスポットで参戦するというプランが困難になったことを認めた。

 ラリー・デ・エスパーニャにおいて5年半ぶりにWRCで勝利を飾って通算勝利数を79勝に伸ばしたローブは、来季もスポットで参戦する可能性を示唆してきたが、アブダビの撤退によってチームの状況が変わったことを瞬時に理解したようだ。

 彼は、自身のセバスチャン・ローブ・レーシングとして世界ラリークロス選手権への参戦継続させる道を探っていることを明かしたものの、こちらもまだ解決までは至ってないようだ。

「残念な報せだが、そのようなこともあるよ」とローブは語った。「現時点ではラリーに関する状況は困難となった。ラリークロスについては、208WRXを僕のチームで走らせることができないか解決方法を探している。状況はこちらもやっかいだけどね」