RallyCross2017/05/07

ローブ、ホッケンハイムRXで予選トップ獲得

(c)Peugeot

 ドイツのホッケンハイムリンクで行われている2017年FIA世界ラリークロス選手権第3戦は6日に予選二日目を迎え、チーム・プジョー・ハンセンのセバスチャン・ローブ(プジョー208 WRX)が予選トップで明日のセミファイナルのポールポジションを獲得した。

 ローブはQ1とQ2ともに最速タイムをマークして予選初日を完璧な走りで終えることになったが、土曜日のQ3では前日の激しい接触でマシンダメージを負ったPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンのペター・ソルベルグ(VWポロRXスーパーカー)が速さを取り戻してトップタイムをマークすることになった。ローブはQ3ではソルベルグに続く2番手タイム、チームメイトのティミー・ハンセン(プジョー208 WRX)がトップタイムを奪ったQ4では7番手タイムに終わったものの、インターミディエイトポイントで予選トップとなった。

 予選2位はQ4でのトップタイムでティミー・ハンセンが躍進、PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンのヨハン・クリストファーソン(VWポロRXスーパーカー)が3位で続くことになった。

 初日9位にとどまったマティアス・エクストローム(アウディS1 EKS RXクアトロ)はQ3、Q4ともに3番手タイムでフィニッシュ、予選4位まで挽回することになった。

 初日はアンドレアス・バックルド(フォード・フォーカスRS RX)に接触されて14位と出遅れたソルベルグは、Q3のトップタイムに続きQ4でも2番手タイムを奪い、予選5位まで順位を戻している。対照的にバックルドは二日目の挽回ならず、1年ぶりの予選敗退となってしまった。

 DTM王者のティモ・シャイダー(フォード・フィエスタRX)が予選6位、旧スペックのプジョー208 WRXで出場する欧州ラリークロスチャンピオンのケヴィン・ハンセンも予選7位につけることになった。