WRC2018/02/26

ローブ、復帰戦メキシコはカーナンバー11

(c)Citroen

 ラリー・メキシコの主催者は、予定よりも1週間遅れで15回目の開催を迎える今季イベントのエントリーリストを発表した。11台の新世代WRカーを含む31台からなるエントリーリストでは、なんといっても3年ぶりにWRCへの復帰を果たすセバスチャン・ローブとダニエル・エレナの名前が目を引く。

 カーナンバー1はセバスチャン・オジエ、Mスポーツ・フォードはオジエ、エルフィン・エヴァンス、テーム・スニネンの3台だ。ヒュンダイは選手権リーダーに浮上したティエリー・ヌーヴィル、アンドレアス・ミケルセン、ダニエル・ソルドの3台、トヨタはヤリ-マティ・ラトバラ、オット・タナク、エサペッカ・ラッピの3台となり、シトロエンはクリス・ミークとローブの2台体制だ。カーナンバー11番をつけるローブのメキシコへの参戦は、6年ぶりのことになる。スニネンにとってはWRカーでの初めてのメキシコ参戦となり、ラッピにとっては完全にこれが初のメキシコとなる。

 昨年のWRC2選手権にはわずか4台のエントリーだったが、今年は9台のR5マシンがエントリーしている。シュコダ・モータースポーツからはポントゥス・ティデマンドとカッレ・ロヴァンペラが登場、ヒュンダイ育成ドライバーのヤリ・フットゥネンのほか、ロヴァンペラと同じ17歳のボリビア・チャンピオン、マルキート・ブラチアにとってはこれがWRCデビュー戦となる。

 ラリー・メキシコは3月8〜11日に開催される。