RallyCross2017/09/03

ローブ、母国RXの初日暫定トップ

(c)Peugeot

 FIA世界ラリークロス選手権第9戦のフランスRXが、ブルターニュ地方のロエアック・サーキットで開幕、Q2を制したチーム・プジョー・ハンセンのセバスチャン・ローブ(プジョー208WRX)が暫定トップで初日を終えることになった。また、シェイクダウンから速さを見せたPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデン・チームのヨハン・クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロGTI)がインターミディエイトポイントでは同点で続いたが、合計タイムで初日は暫定2位で続くことになった。

 雨上がりの土曜日となったが、最初のQ1はほぼドライコンディション野中でスタート、今季3勝を飾って選手権をリードするクリストファーソンがトップタイム、これに地元戦での勝利に燃えるローブが0.092秒差で続く白熱した展開で始まることになった。しかし、Q2ではローブがただ一人だけ2分30秒台を切る圧巻のトップタイムをマーク、初日を暫定トップで終えることになった。

 またQ1の勝利に続いてQ2でも2番手タイムをマークしたクリストファーソンが暫定2位、Q3で3番手タイムを奪ったフーニガン・レーシングのケン・ブロック(フォード・フォーカスRSRX)がEKSチームのマティアス・エクストローム(アウディS1)と同ポイントに並んで3位に浮上することになった。

 初日5位にはフーニガン・レーシングのアンドレアス・バックルド(フォード・フォーカスRSRX)、6位にはペター・ソルベルグ(VWポロGTI)、7位にはティミー・ハンセン(プジョー208WRX)が続いている。

 また、LOCOワールドRXチームから世界RX初挑戦のアリスター・マクレー(VWポロ)はQ1では18位、Q2ではジャンプスタートのために2回のジョーカーラップを強いられて20位、初日20位という厳しいデビューとなっている。