RallyCross2016/09/04

ローブが母国フランスRX勝利に向けて初日3位発進

(c)Peugeot

 世界ラリークロス選手権第8戦のフランス・ラウンドが9月3日に初日を迎え、EKS RXチームのマティアス・エクストローム(アウディS1 RX) がQ1、Q2ともトップタイムを奪って予選のトップに立っている。また、母国戦で初優勝を狙うセバスチャン・ローブ(プジョー208 WRX)は3位と好スタートを切っている。

 初日2位につけたのはフーニガンレーシングのアンドレアス・バックルド(フォード・フォーカスRS RX)。Q1で3番手、Q2で2番手タイムとペースを上げてきた。チーム・プジョー・ハンセンのローブは、混戦となったQ2では6番手に終わったものの、Q1での2番手タイムで初日は3位につけることになった。

 初日4位は前戦カナダRXで今季初優勝を飾ったティミー・ハンセン(プジョー208 WRX)、5位にはフーニガンレーシングのケン・ブロック(フォード・フォーカスRS RX)が続いている。

 また、選手権リーダーのペター・ソルベルグ(シトロエンDS3)はQ1ではエキゾーストマニホールドの問題により6番手タイム、Q2でも1コーナーの混乱による遅れのために10番手に終わり、初日は7位と出遅れている。

 ロシアのティムール・ティメルジャーノフ(フォード・フィエスタST)はフリープラクティスでは2番手タイムを出していたが、Q1では接触によりタイヤバリアにクラッシュ、マシンを大破したためQ2への出走を見送っている。