WRC2018/03/21

前戦で負傷のバリット、コルシカ・テストを欠席

(c)M-Sport

 ラリー・メキシコのクラッシュで負傷したダニエル・バリットは、4月5〜8日に行われるツール・ド・コルスに完全な体調で復帰するために今週予定されていたエルフィン・エヴァンスとの2日間のプレイベントテストを欠席する。

 エヴァンスのコドライバーを務めるバリットは、ラリー・メキシコの金曜日に6速で横転した後、軽度の脳震盪と診断され、ドクターストップによってラリーの続行を断念していた。

 バリットはその後、英国に戻り自宅で静養していたが、月曜日からコルシカ島で始まったMスポーツ・フォード・ワールドラリーチームのプレテストではスコットランド出身のスチュアート・ラウドンがエヴァンスのコドライバーを務めている。ラウドンは昨年のラリーGBではマシュー・ウィルソンのコドライバーを務めている。

 バリットはコルシカの前に健康診断を受けて医師の判断を仰ぐことにしており、チームは参戦が認められることになると自信をもっている。

 Mスポーツ・フォード・ワールドラリーチームのテストは火曜日までエヴァンスがテストを行ったあと、セバスチャン・オジエが水曜日と木曜日にテストを行い、ナンバー3ドライバーとしてコルシカに出場するブライアン・ブフィエが金曜日に1日だけテストを行って本番に向けた準備を行う予定だ。