JAPAN2015/11/02

新城ラリーで勝田範彦・貴元が父子優勝

(c)SUBARU

 全日本ラリー選手権最終戦の新城ラリー2015が行われ、勝田範彦/石田裕一(ラックSTI名古屋スバルDL WRX)がオープニングステージからのリードを譲ることなくJN6優勝を飾り、また、JN5でも勝田貴元/足立さやか(TOYOTA GAZOO Racing 86)が優勝、勝田親子が同時優勝となった。

 ラリーは31日の朝、新城総合公園をスタート。勝田範彦はSS1のトップタイムでラリーをリード、初日10SSのうち5ステージでベストタイムを奪って新井敏弘/田中直哉(富士スバルアライモータースポーツWRX)に対して9.2秒差をつけて初日をリード、二日目も3ステージでトップタイムを奪って今季3勝目、VAB型WRX STIでは初勝利を獲得することになった。新井敏弘は8.5秒差の2位、3位には奴田原文雄/佐藤忠宜(ADVAN-PIAAランサー)が続いている。

 また、JN5では勝田貴元がオープニングステージでフロントタイヤをパンクして51秒を失いながらも、そのあとの16SSのうち15ステージでトップタイムを奪い逆転優勝を飾っている。

 JN4は横尾芳則/渡邉晴子(諏訪姫PLUMレーシングBS86)、JN3は岡田孝一/鶴田邦彦(キーストーンナビゲーターDLデミオ)、JN2は須藤浩志/新井正和(スマッシュBRIGコマツスイフト)、JN1は松田保夫/杉原慶彦(SRS-DL-RX8)がそれぞれ優勝を飾っている。