WRC2017/07/22

新WRC観戦体験サービスEchoCamが登場

(c)Toyota

 TOYOTA GAZOO Racingは、WRCにおけるテクノロジー・パートナーであるマイクロソフトのクラウド「Microsoft Azure」を活用し、新しいWRC観戦体験サービス「EchoCam(エコーカム)」を来週開催されるラリー・フィンランドで提供する。

 EchoCamはファンとヤリスWRCがつながること(コネクティッド)」をコンセプトにしたサービスであり、ファンが、幾つかのSS(スペシャルステージ)に設置されたEchoCamブースにて、目の前を走り抜けるヤリスWRCをスマートフォンで撮影し、写真をEchoCamウェブサイトに投稿すると、走行中のヤリスWRC側からファンの皆様を撮影した動画がプレゼントされるという。

 参戦する3台のヤリスWRCには、ファンを撮影する専用のオンボードカメラが設置されており、ファンの方が撮影した写真のタイムコードに基づいて動画が生成される。
 
 EchoCamブースの場所については、EchoCamウェブサイト(http://tgr-echocam.com/pc/)とTOYOTA GAZOO Racing WRTのSNSアカウントで後日発表される。

 TOYOTA GAZOO Racingによれば、「今後も引き続きマイクロソフトの技術を用いた、ヤリスWRCのデータ分析プラットフォームの開発、チーム活動の情報共有システムの活用と共に、ITを活用した新しいモータースポーツの楽しみ方をファンの皆様に提供していきたい」としている。