ペター・ソルベルグの15歳になる息子のオリバーが、ノルディック・ラリークロス選手権の第2ラウンドでスーパーカー・クラス初優勝を飾ることになった。
オリバーは今季、ラトビア・ラリー選手権にプジョー208 R2で出場するとともに、以前にペターがドライブしていたシトロエンDS3スーパーカーでノルディックRX選手権に参戦している。
4月に行われたノルディックRX選手権開幕戦でいきなり2位の表彰台デビューを飾ったオリバーは、5月末のラトビア選手権ラリー・タルシでも初のクラス優勝を飾り、勢いづいていた。
6月3日に行われたノルディックRX選手権第2戦は雨による難しいコンディションとなったが、オリバーは予選ラウンドから開幕戦勝者のトーマス・ブリンテソン(フォード・フィエスタ・スーパーカー)とトップを奪い合うことになったが、ファイナルではスタートを決めたオリバーが圧巻の独走、ジョーカーでタイムをロスしたブリンテソンを突き放して勝利を飾ることになった。
「信じられないよ。これほどいい気分はないよ」とオリバーは語った。彼はこの勝利で選手権リーダーとなっている。
「ファイナルでは、グリップがセミファイナルよりあったので、かなり驚いたよ。でも、ドライビングを完全に合わすことができた!」
ペターは、我が子の快挙を手放しで褒め称えた。
「絶対に間違いありません。 今日私は全世界で最もいい息子をもった父親だ!」とソルベルグは語った。
「息子のオリバーは、ノルディック・ラリークロス選手権のスーパーカークラスで初優勝を飾った。しかも、雨の中での彼の最初のレースだった。競争はまったく激しいバトルだったけれど、彼は見事にやってのけた! 僕の神経にとっては最悪だったけど、人生では最高の一日になった! 言葉を見つけることができないほど、彼の勝利を誇りに思っているよ!」