ERC2018/11/10

2019年ERCカレンダーが発表

(c)ERC

 2019年のヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)カレンダーは、今季同様に全8戦からなり、アクロポリス・ラリーが外れる代わりに新たにラリー・ハンガリーが加わることになる。

 11月7日にジュネーブで開催されたFIAラリーコミッションは、ターマック4戦+グラベル4戦という来季のERCカレンダーを承認、12月5日にサンクトペテルブルクで行われるワールドモータースポーツカウンシル(WMSC)の正式な承認を待つことになる。

 ハンガリーでERCが開催されるのは2003年以来となり、以前に開催されていた首都ブダペストの南西部のセーケシュフェヘールバールをベースにしたイベントではなく、ブダペストの北東部に位置するニーレジュハーザをベースに行われるターマックラウンドとなり、来季の最終戦としての開催が予定されている。

 ニーレジュハーザ・ラリーは今週末の11月9〜11日にハンガリー選手権最終戦として開催され、FIAによる査察を経て最終的にERCラウンドとして開催が承認されることになる。

 開幕戦はふたたびポルトガル領サンミゲル島で開催されるラリー・アソーレスとなり、今季は9月に開催されたラリー・ポーランドは6月に、10月に行われたラリー・リエパーヤは5月へと時季を移して開催される。

■2019年ERCカレンダー(暫定)
1 ラリー・アソーレス(ポルトガル) 3/21-23
2 ラリー・イスラス・カナリアス(スペイン) 5/2-4
3 ラリー・リエパーヤ(ラトビア) 5/24-26
4 ラリー・ポーランド(ポーランド) 6/28-30
5 ラリー・ディ・ローマ・カピターレ(イタリア) 7/19-21
6 バルム・チェコ・ラリー・ズリン(チェコ) 8/16-18
7 キプロス・ラリー(キプロス) 9/27-29
8 ラリー・ハンガリー(ハンガリー) 11/1-3

 ERCジュニア選手権は、アソーレス、カナリアス、リエパーヤ、ポーランド、ローマ、チェコの全6戦となる。