WRC2018/09/25

2019年に新しいマニュファクチャラーが参戦か?

(c)acm.mc

 ラリー・モンテカルロの主催者モナコ自動車クラブ(ACM)は、2019年の世界ラリー選手権に新しいマニュファクチャラーが参戦する可能性が高いことを示唆した。

 2019年1月22日から27日にかけて開催される第87回ラリー・モンテカルロのラリー・ガイド1の冒頭の挨拶において、ACM総裁のクリスチャン・トルナトーレは、来季のモンテカルロがモナコではなくギャップでのスタートになるという最大の変更点について触れるとともに、この唐突ともいえるニュースを発表した。

「2019年の世界ラリー選手権には新しいマニュファクチャラーも参加する可能性が高い。私たちは年末までにさらに詳しく知ることができるだろう」

 新しいマニュファクチャラーがどこになるのか気になるところだが、昨年末に新しいファクトリーを完成させるなど、WRCトップカテゴリーへの復帰が常に噂されてきたシュコダも有力な候補の一つかもしれない。

 シュコダ・モータースポーツでチームディレクターを務めるミヒャール・フラバネクは先日、オーレ・クリスチャン・ヴェイビーのチーム離脱について発表した際、2019年にむけた新しいチーム戦略を間もなく発表することになると説明している。

「我々は2019年におけるモータースポーツ戦略を見直すことになる。我々は年末までに将来の新しい計画を発表するつもりだが、その記者会見では2019年のドライバー体制についても明らかにできるだろう」