WRC2023/02/24

3年ぶりWRC開催のメキシコに32台がエントリー

(c)Toyota

 3年ぶりのWRCとして3月16〜19日に開催される今季のラリー・メキシコには、10台のRally1カーを含む32台のエントリーがあることが発表された。

 トヨタGAZOOレーシングWRTは4台のGRヤリスRally1ハイブリッドをエントリー、カッレ・ロヴァンペラとエルフィン・エヴァンスのレギュラー2人に加えて今回は開幕戦モンテカルロの勝者セバスチャン・オジエがマニュファクチャラーノミネートされ、今季からトヨタ・ワークスに昇格した勝田貴元はマニュファクチャラー選手権のポイントの対象外となる。

 Mスポーツ・フォードは3台のフォード・プーマRally1を投入、前戦スウェーデンで勝利によって4年ぶりに選手権リーダーに立ったオイット・タナクとともにピエール-ルイ・ルーベの2人をマニュファクチャラーノミネート、プライベーターのジョルダン・セルデリディスがモンテカルロに続いて今季2戦目に臨む。

 ヒョンデ・モータースポーツは3台のヒョンデi20N Rally1を投入、ティエリー・ヌーヴィル、エサペッカ・ラッピとともにダニエル・ソルドをマニュファクチャラーノミネートしている。

 WRC2選手権には合計9台がエントリー、元Mスポーツ・フォードのファクトリードライバーだったガス・グリーンスミスがトークスポーツのシュコダ・ファビアRS Rally2で今季初参戦、同じくファビアRS Rally2で参戦するオリヴァー・ソルベルグやMスポーツ・フォードのフィエスタRally2で出場するアドリアン・フールモーと対決する。

 また、王者エミル・リンホルムとともに昨年タイトルを争ったカイエタン・カイエタノヴィッチ、さらにニコライ・グリアジンも参戦、このフライアウェイイベントには3人とも旧スペックのシュコダ・ファビアRally2エボで参戦する。