WORLDWIDE2025/08/21

3期生後藤と4期生柳杭田が自己ベストを達成

(c)Toyota

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 8月15〜16日に行われたフィンランド・ラリー選手権第6戦のフーツレSMラリーで、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの3期生の後藤正太郎(ルノー・クリオRally3)が自己ベストのクラス4位、松下拓未(ルノー・クリオRally3)はクラス6位でフィニッシュ、4期生の柳杭田貫太(ルノー・クリオRally4)も自己ベストの2位表彰台を達成、4期生の尾形莉欧(ルノー・クリオRally4)はマシントラブルによりDay1は走行できず、Day2は3ステージ全てにおいてクラストップタイムで走行、全員が強いパフォーマンスを発揮した。また、ヤルッコ・ニカラ(ルノー・クリオRally4)ととともに参戦したコドライバーの前川富哉はリタイアとなった。

ミッコ・ヒルボネン(チーフインストラクター):「後藤、松下、尾形、柳杭田、4名全員が強いパフォーマンスを発揮したラリーでした。後藤はラリー・フィンランドでは彼の持っている力を出すことに苦戦したので、彼が再び良いスピードで走ることができて非常に嬉しく思います。ラリー・フィンランドでなぜペースが上がらなかったのかを理解し、それを再び取り戻すにあたり、どのようにラリーにアプローチすべきかという重要なレッスンになりました。松下にとっても良いラリーでした。序盤はあまり自信が持てていなかったかもしれませんが、データとオンボードを彼と共に分析し、セットアップとドライビングを少し変えたところスピードを上げることができました。柳杭田にとっては素晴らしい結果となりました。これまでもスピードはあったもののトラブルなどで不運が続いていました。ペースノートも徐々に改善してきたので、自信がついてきていることも見てとれました。尾形はSS1の前にエンジンに問題が発生し、残念なことに金曜日は全く走ることができませんでした。チームが一晩で大きな仕事を成し遂げ、彼をラリーに復帰させてくれたおかげで、彼は土曜日の3ステージ全てをクラストップのタイムで走り切ることができました。前川も良い仕事をしていたのですが、ドライバーのニカラのミスで横転してしまいました。前回に続きラリーの難しい面を経験しましたが、彼らが無事でよかったです」

後藤正太郎(SM2クラス4位):自分にとって非常にポジティブなラリーでした。2週間前のラリー・フィンランドではスピードが上がらず、その原因が何かわかりませんでした。ラリー後に分析をして解決策を模索し、良い解決法が見つけられたと思います。ペースは前回よりずっと良くなり満足です。全ては自分のドライビングと覚悟の問題でした。ドライビングラインを変え、ブレーキング時に勇気を持つようにしました。以前は高速グラベルがあまり得意ではありませんでしたが、今回は特に初日にとても良いペースで走ることができ、今後に向けても良い自信になりました。2日目は雨でトリッキーなコンディションだったこともあり、最終ステージのあるジャンクションでミスをしてしまったのですが、このような難しい状況でも以前よりずっとよいドライビングができたのでうれしく思っています。

松下拓未(SM2クラス6位):「とても良いラリーでした。素晴らしいステージとドライビングを心から楽しみました。初日の朝はクルマのフィーリングに少し苦戦をしたのですが、お昼のサービスで少し硬めにセットアップを変更したところ、それがとても合い、午後のループはずっと速くなりました。翌日も良くなったフィーリングを継続できたのでタイムも悪くありませんでした。ラリー中にたくさん改善することができ、週末で多くの学びがあったのでとてもよかったです」

柳杭田貫太(SM3クラス2位):「2位で終えることができてとても嬉しいです。このプログラムに参加してから初めての表彰台でした。自分のスピードにも満足していますし、他のドライバーとの比較からも、前回のフィンランド・ラリー選手権から良い改善ができたと思います。ですが、ミスもいくつかあったので、そこを改善すればさらに速く走ることができると思います。今回のラリーでより自信が持てたので、次戦に向けても自信を持って挑戦を続けます」

尾形莉欧(SM3クラス7位):「初日、最初のステージの前にエンジンの問題が発生し、残念ながら走ることができませんでした。ですが、チームのおかげで2日目に再スタートすることができました。十分に準備をすることができたので、3本全てのステージでクラストップタイムを出すことができたのはよかったです。2日目の2本目のステージは路面がよりルースグラベルで難しかったです。3-4秒は速く走れることができたと思うので、まだ改善の余地があることがわかりました。これからもさらに改善を続けます」

前川富哉(SM3クラス リタイア):「良いスタートを切れたのですが、SS4で横転してしまいました。このステージは最初のループ(SS1)のときにとてもグリップレベルが低いと感じていたのですが、SS4では予想より高いグリップがありました。特に私たちが横転してしまったコーナーの手前のクレストではグリップが非常に高く、進入時に内側に入りすぎてしまいました。その場所には小さな溝の段差があり、避けきれず路面に残り切れませんでした。原因を分析して改善に努め、早く表彰台に戻れるようにしたいです」