WRC2017/09/06

マトン、ミケルセンのヒュンダイ入りを祝福

(c)Citroen

 シトロエン・レーシング代表のイヴ・マトンは、アンドレアス・ミケルセンが2018年の世界ラリー選手権にシトロエン以外のチームからのフル参戦を確保することになることを祝福したいとのメッセージを発表した。

 このメッセージは、ヒュンダイ・モータースポーツが今季の残り3戦においてミケルセンがマニュファクチャラー選手権を助けるためにチームに加入することを発表した直後に公開されたものだ。しかし、いまのところヒュンダイは来季のドライバーズラインナップについては発表していない。

 シトロエンは発表したリリースのなかで、次戦ラリー・デ・エスパーニャにはクリス・ミーク、ステファン・ルフェーブル、カリド・アル-カシミの3台によって参戦することを発表するとともに、2018年のドライバーズラインナップをふくめてミケルセンの出場を検討してきたが、彼のヒュンダイとの契約によってこれらを断念したと語っている。

「アンドレアス・ミケルセンとアンデルス・ヤーゲルが次のシーズンにおいてシートを確保することになることに対しておめでとうといいたい。彼らと一緒に働くことを本当に楽しんできた。WRCのために彼らがチャンピオンシップにフルタイムで戻ってきたことは良いことだ。アンドレアスは、2018年のシトロエンのドライバーのラインナップにおける選択肢の一つだったが、最終決定を下す際には、これを追求しないことにした」とマトンは語っている。