APRC2017/08/08

CUSCO、ファビアR5でFIAアジアカップ参戦へ

(c)CUSCO RACING

 株式会社キャロッセ(群馬県高崎市・代表取締役社長 長瀬努)は、同社のオフィシャルチームであるCUSCO RACINGが日本チームとして初めてR5マシンで2017年のFIAアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)アジアカップに参戦することを発表した。

 これまで世界標準のラリー車両であるR規定両の国内ラリー導入なども率先して行ってきたキャロッセは、新たにシュコダ・ファビアR5により8月11〜13日に開催される今季のアジアカップ初戦マレーシア戦を皮切りに、9月のラリー北海道、11月のインド戦の3戦に出場する。ドライバーは炭山裕矢、コドライバーは保井隆宏となる。

 また、ラリー北海道は日本スーパーラリーシリーズ(JSR)のタイトルもかかっており、ここまで同社開発のCUSCO VITZ 4WDで開幕2連勝を飾っている同シリーズのタイトル獲得をこのシュコダ・ファビアR5で狙うことになる。

 さらに2012年よりCUSCO RACINGからAPRC参戦を続け、2014年、2015年にはシリーズランキング2位を獲得している期待の若手ドライバー、マイケル・ヤング(ニュージーランド)が、コドライバーのマルコム・リードとともにアジアカップ3戦に出場する。マシンは昨年同様スバルWRX-STI(GRB)での参戦となる。