WRC2017/03/22

FIA、オジエのギヤボックスは合法との判断

(c)M-Sport

 セバスチャン・オジエは、ラリー・メキシコでのギヤボックスのホモロゲーション違反に問われていたが、調査の結果、FIAは問題がないとの判断を下すことになった。

 FIAの調査結果を受け、ラリー・メキシコのスチュワードはトランスミッションに関するさらなるチェックが行うことはなく、オジエとMスポーツ・ワールドラリーチームに対して何のこれ以上何の措置もとらないことに決めたことを発表している。

 ラリー・メキシコでオジエは2位でフィニッシュしたにもかかわらず、ラリー後の車検でギヤボックスの重量が規定に満たないことがFIAテクニカルデレゲートのジェローム・トゥケによって指摘されており、Mスポーツ代表のマルコム・ウィルソンは当該ギヤボックスとともにオット・タナクのスペアとしてシーリングされたギヤボックスを比較のためにFIAに送り、さらなる調査が行われることに同意していた。

 最悪の場合、オジエはメキシコで失格となる可能性も噂されてきたが、この決定によりオジエはトヨタのヤリ-マティ・ラトバラを8ポイントリード、MスポーツもTOTOTA GAZOO Racing WRTをマニュファクチャラー選手権において36ポイントリードして次戦のツール・ド・コルスに出場する。