WRC2018/01/12

MスポーツがフィエスタWRC 2018を公開

(c)M-Sport

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 Mスポーツ・フォード・ワールドラリーチームは、2018年の世界ラリー選手権に投入するフォード・フィエスタWRCと新しいカラーリングを英国のオートスポーツ・インターナショナルショーで公開した。

 フォード・パフォーマンスからの技術支援が約束された2018年、フィエスタWRCの大幅な進化もタイトル連覇が期待されるところだが、フロントウィンドウ上部などには「フォード・パフォーマンス」のロゴが躍り、マシンのノーズセンターには昨年より大きくなったフォードのブルーオーバルのマークが輝いている。

 昨年まではセバスチャン・オジエのフィエスタWRCのみがレッドブル・カラーだったが、レッドブルによるチームへの支援拡大により、エルフィン・エヴァンスのマシンもレッドブル・カラーとなる。また、レッドブルのサポートは若手ドライバーへのサポートにも及ぶことになり、開幕戦モンテカルロのWRC2カテゴリーに出場するエリック・カミリーとテーム・スニネンのフィエスタR5も同じカラーリングとなる。

 チーム代表のマルコム・ウィルソンは次のように語った。

「毎年、我々はカラーリングを披露することをとても楽しみにしている。そして今年は、モータースポーツシーズンの伝統的なスタートとして広く認識されているオートスポーツ・インターナショナルでの共同発表会という形でそれを実現することができた」

「我々は毎年、印象的なカラーリングを生みだすことに自信を持っているが、今年もそれに変わりはない。新しいカラーリングには、フォード・パフォーマンスからのテクニカル・サポートが増えたことが表れている。またトップレベルへ挑戦する若手ドライバーへのサポートを拡大するレッド・ブルの関与が増えたことも表われている」

「再び素晴らしい競争の一年が待っている。我々は非常に楽しみにしている」