フォルクスワーゲン・ポロGTI R5のカスタマー向けの第一号車が、バウムシュラッガー・ラリー・レーシング(BRR)チームに納車されるセレモニーがハノーファーのフォルクスワーゲン・モータースポーツのヘッドクオーターにおいて行われた。
納車式にはポロGTI R5の開発にも関わったBRRチーム代表のライムンド・バウムシュラッガーが出席して純白のマシンのアンベイルを行い、受け渡し式が行われた。
「我々は2台のポロGTI R5を来年のヨーロッパ選手権にむけて準備しており、興味を示しているチームのために3台目のマシンを走らせる一握りの可能性がある」
「フォルクスワーゲンとの緊密な関係を歓迎するカスタマーからもすでに多くの問い合わせがある。フォルクスワーゲンが新しいラリーカーとともにふたたびこの世界にいることをうれしく思っている」
バウムシュラッガーは、来季のERCが4戦のグラベルと4戦のターマックで行われるため、フォルクスワーゲン・モータースポーツから十分なパーツ供給がなされることを期待していると語った。
「私たちの選手権のためにはスペアパーツの供給も完全に機能することが重要になるが、この点でフォルクスワーゲン・モータースポーツを信じている」
バウムシュラッガーによれば、12月1日にプラハで開催されるプラスキー・ラリースプリントでポロGTI R5をデビューさせる予定だとしている。
2019年のERCシーズンは3月21〜23日にアソーレス諸島で行われるラリー・アソーレスで開幕する予定となっている。