マックス・ヴァタネンは、昨年のラリー・デ・エスパーニャの大きなアクシデント以来、7カ月半ぶりにラリー・デ・ポルトガルから活動を再開する。
ヴァタネンは昨年のスペインでスタートして直後のSS2で5速のハイスピードでクラッシュ、コドライバーのティエリー・サルヴァが足を骨折する重傷を負っている。ヴァタネン自身もクラッシュの衝撃が大きく、安全上の理由から3週間後のラリーGBへの出場を断念している。
マックスは、冬の間、3カ月にわたって父アリ・ヴァタネンがロヴァニエミでウィンターシーズンに開いているアイスドライビングスクールで講師を務めたあと、これまでテリー・フォルブのコドライバーだったクリストファー・ギユーとともにサラザン・モータースポーツのヒュンダイi20 R5を駆ってラリー・デ・ポルトガルから活動を再開する。
「ヘルメットをかぶって新しいシーズンを開始するのが待ちきれないよ。ラリーはもうすぐだ!」とマックスは自身のSNSで語っている。