やっぱりラリーが好きなのだっ!~編集代表のラリーな日々ブログ~

エヴァンス、逃げ切って!

あれやこれやの波乱のなか、エルフィン・エヴァンスがラリーをリードしています。前戦でさまざまな問題が襲い掛かり、もっとも信頼性がないように見えたフィエスタがリードしているのも不思議な感じです。
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あれほどラフなコンディションです。クリーンに走ることに努めても、どうしてもクリーンに走れないなか、ほとんどトラブルがなかったのは素晴らしい!

とはいえ、まだラリーは本当にはじまったばかり。デンジャラスな最終日どころか、まだ160kmもの距離がある二日目もこれから!  さらにライバルたちと同じ路面コンディションで走ったときに、果たして1分近いリードを維持してエヴァンスが逃げ切れるのか。注目したいと思います!

本日29日夜午後10時からJ SPORTS 3で「トヨタ WRC復帰への軌跡 ~ゼロからチームを創り上げた男たち~」が放送されます。
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チーム総代表の豊田章男とチーム代表トミ・マキネンの出会いから、モンテカルロでの参戦に至るまでの2年間の裏側を記録したドキュメント! ぜひ、チェックを!

それから、明日の日曜日には富士スピードウェイでモーターファンフェスタが行われるそうで(入場無料!)、いくつかのラリーカーにまざって、ピカピカの一台も準備のために運びこまれました。
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やっぱりマルティニ・カラーの037は美しい! 積載車から下ろされる時、エンジンを掛け自走でピットまで移動したそうですから、メンテナンスもきっちり行われている一台のようです。すばらしい!



ほぼほぼ問題解決。

今季初のターマックラウンド・コルシカでトラブルが続出したMスポーツ、そしてエンジンが完全にブローしたシトロエン。両チームともアルゼンチンを前にして、ほぼほぼ問題が解決したと宣言を行いました。

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シトロエンのローラン・フレゴシは、ミークを襲ったエンジンブローの原因がオイルラインのコネクターの破損だったと突き止めたと明かしています。オイルが漏れちゃえば、エンジン本体に何の問題がなくても、壊れちゃうのは当然です。問題は破損するはずのないコネクターがなぜ破損したのかということ!
 
いまのところチームは飛び石が原因ではないだろうかと考えているようですが、コルシカのようなターマックでどうしてその問題が起きたのか、実のところどうもはっきりとはわかってはいないようです。

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いっぽう、Mスポーツもエヴァンスとオジエの2台に発生した油圧の問題については解決と発表しています。こちらは油圧関連の部品の寿命だったという情報がありますが、チームは正確な理由を明らかにしているわけではありません。タナクのエンジントラブルはマニエッティ・マレリ供給のインジェクターの問題ですが、モンテでイグニッションの問題に見舞われているし、最終日のオジエの電子制御トラブルも完全解決に至ったわけではなさそう。

なんだか、あっちもこっちも完全解決というわりにはモヤモヤしている感じですが、全員にそろってトラブルがでなかったとき、誰が本当に速いのかわかるだけに今回のアルゼンチンはスッキリとした勝負になることに期待したいと思います!

アルゼンチンでは火曜日からレッキが始まりました。コルドバには雨の予報があるようですが、週末はいい天気になりそう! なんて、天気の約束だけはできないのが、アルゼンチンなんだけどね!



強烈助っ人、ヒュンダイ入り?

今週の金曜日にミケルセンがヒュンダイをテストするそうです。彼にとっては久しぶりのWRカーのドライブになりますが、なんだかいよいよ「来たッ」って感じたのは僕だけ? 
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正直言って、ポルトガルでミケルセンがヒュンダイをドライブする可能性は高いと思う。後方スタートだしね。さらにそこからのサルディニア、ポーランド、フィンランドの4戦で乗ったら、マニュファクチャラー選手権争いでの強烈助っ人になるはずです!              

もちろん、いまのマニュファクチャラー選手権は3台登録して上位2人のみしかポイントを獲得できず、しかも3人目のドライバーが上位でフィニッシュしてもそのドライバーがいないものとして他のチームのドライバーにポイントを与えている以上、選手権争いで他のチームのポイントをガードするなんて戦略はできないわけですし、ましてやノミネートにも関係ない4人目のドライバーを走らせる意味なんてないようにも思えます。

しかし、もし前戦コルシカでミケルセンがトヨタの3台目で走っていたら? ハンニネンのクラッシュで今回、トヨタは選手権で3位に後退したけれど、ミケルセンがいたらまだ選手権でトップ争いしていたはずですし、ヒュンダイは2位には上がれなかったはず。つまり、できるだけライバルにポイントを与えないようにするには、いまのところポイントゲッターをライバルに譲り渡さないことが重要となるわけです。

トヨタは2017年を学びの一年と位置づけている以上、もちろん目先のマニュファクチャラータイトルを重視することはないとは思うけど、来年、王座を狙うならミケルセンをヒュンダイにとられるのはマズイと思う。

2008年以来、わずか2度目のコルシカ参戦で2番手タイム、3番手タイムと続けざまにいいタイムを叩きだしたハンニネンには危うさと同時に可能性を感じる一戦となったわけですが、今後、ハンニネンにプレッシャーを与えずに成長を促す環境をつくるためにも、なおさらミケルセンがいてくれたらなーと思うわけですよ。

ましてやラッピが勝てるようになるのは最低でも2〜3年はかかるわけですから、トヨタこそ4台体制を狙うべき!



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