新しいシーズンが、2019年に愛知・岐阜エリアでのWRCジャパン・ラウンド開催をめざすというニュースで始まりました。
2019年にWRCジャパンを実現させるためには、当初、2018年はキャディデート(候補)イベントが必要になる(当然、バカ高い申請費用もかかるのです)と言われていましたが、プロモーターによれば新生ジャパンは主催や路面が異なるものの、ジャパンとしてWRC開催の実績が十分にあるため、キャンディデート申請と開催は不要と判断、そのため今年の秋のイベントがリハーサル(!)イベントになると説明しています。
もちろんセーフティやホスピタリティなどWRC開催要件を満たすための確認作業が必要になるとはいえ、この秋のイベントが成功すれば即、来年にはWRCが日本に帰ってくるというわけです!
と、まあWRCを日本に呼ぶのはカンタン! みたいに書いてますが、2019年にWRCジャパンを実現させるためには、来週15日にJAFに申請をしなければならなかったという待ったナシの状況のなか、この日の発表を迎えるためにこの数ヶ月間の関係者の皆さんの西に東への奔走ぶりを聞くに、本当に頭が下がる思いでございます。
なにもあせらずにゆっくり時間をかけてやればいいのにと言う人がいるかもしれないけど、「そうじゃないんだ、2019年にどうしても日本でやりたいんだ!」という熱い思いを聞いていると、きっと道が拓けるはずだという確信してしまうのでありました。
これからこの秋のリハーサルまでわずか10カ月! まだまだ大変な作業が続きそうですが、ぜひとも関係者の皆さんにはがんばっていただきたいものです。いまはまだ多くのことがほとんど決まってないという状況ではあるそうですが、WRCジャパン開催にむけて、なんとも言えないくらいに気運がズズーンと高まりつつあることに、関係者の方々も多いに勇気付けられているようです。
オートサロンのWRCブース(ホール4の2階デッキ)には、ラリージャパンへの思いをぞんぶんに書いてもらえるよう、巨大な寄せ書きブースが設置されています。「こんなWRCが見たい」とか「トヨタの2018年への期待」などなど、みなさんの熱い思いをどうぞペンに託してくださいませ! そしたら、ますますWRC開催は実現に近づくはず!
WRC中継でおなじみの栗田さんもWRC招致活動を熱烈にナビゲート! もちろんラリーXモバイルもWRCジャパンを応援しています!