トヨタのエルフィン・エヴァンスは、セントラル・ヨーロッパ・ラリーの木曜日の夜、この日の最初のスペシャルステージでストローベイル(干し草の俵)に激しく衝突して、その位置を動かしてしまったとして5秒のペナルティを課されることになった。これで彼は6位から8位へと順位を落としている。
スチュワードに召喚されたエヴァンスは、「予想外にグリップが低く、ブレーキをかけても接近速度が速すぎたためアンダーステアに陥ってしまい、マークされたルートを走行できずにベイルに衝突してしまった」と説明、「衝突は偶発的なものであり、この行為でタイムを稼ぐことはできず、むしろマシンを損傷するリスクの方が高かった」と述べている。
しかし、エヴァンスの説明にもかかわらず、スチュワードは決定を覆さず、5秒のタイムペナルティを科した。トヨタのスポーティングディレクター、カイ・リンドストロームも、このアクシデントでエヴァンスは1.3秒のタイムロスをもたらしたと説明、この行為はタイムを稼ぐことを目的としたものではなかったと強調したが、判定は覆らなかった。
トップから6秒遅れの6位につけていたエヴァンスは、このタイムペナルティにより11秒差の8位へと後退することになった。ラリーリーダーは、チームメイトであり選手権リーダーでもあるセバスチャン・オジエであり、エヴァンスは2ポイントのビハインドで彼を追いかけている。
エヴァンスにとって幸運なことに、金曜日のスタート順は木曜日と同じく選手権のランキング順となるため、2番手からスタートできる。