WRC2018/11/30

オジエ、ポルトガルでC3のテストを開始

(c)Citroen

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 セバスチャン・オジエは、6度のワールドチャンピオンになって、かつてトップドライバーとしてのキャリアをスタートした古巣シトロエン・レーシングに帰ってきた。オジエは木曜日にポルトガルのアルモドヴァルのグラベルステージでシトロエンC3 WRCをテスト、新シーズンにむけた準備を開始した。

 シトロエンはさっそくオジエのテスト写真をSNSにおいて公開している。

 火曜日から2日間にわたってエサペッカ・ラッピが初めてC3 WRCのステアリングを握ったあと、オジエはジュリアン・イングラシアとともに木曜日から2日間の予定でのテストを開始した。

 オジエはすでに9月にC3 WRCの極秘テストをフランスのターマックステージで行っており、このときに実際にマシンに触れてシトロエンの復活を確信、移籍を決意したと明かしていた。

 オジエが今回テストを開始したアルモドヴァルは、彼がシトロエンに所属していた2009年から2011年までラリー・デ・ポルトガルで走っているよく知ったステージだ。

 オジエはステージを走ったあとさっそくエンジニアと打ち合わせを行ってセットアップを調整、新しいマシンにできるだけ早く対応できるように走り込みを行っており、午後遅い時間までテストが続けられる模様だ。