セバスチャン・オジエは、メディカルチェックの結果、深刻な怪我はなかったものの、大事をとってラリー・ポーランドを闘うことなく帰国の途に就いている。
オジエとコドライバーのヴァンサン・ランデは、ラリー・ポーランドのレッキが始まった火曜日の朝、一般車との衝突事故に見舞われたあと病院に搬送されていた。ランデは火曜日の夕方にはすでに退院し、オジエは経過観察のため一晩入院したが、水曜日の朝に退院した。
オジエとランデはラリー・ポーランドへの参戦が不可能となったため、トヨタはFIAとラリー・スチュワードの特別免除によりカッレ・ロヴァンペラとヨンネ・ハルットゥネンを代役として起用した。
オジエは自身のソーシャルメディアのなかで次のように述べている。「ご存知のように、ヴァンサンと僕は昨日、ラリー・ポーランドのレッキを走行中に交通事故に遭った。病院で一晩過ごさなければならなかったけど、もうだいぶ良くなったよ」
「メディカルチェックの結果、ヴァンサンや相手のクルマの乗員にも大きな怪我がなくてよかった。今回のラリーに参加できないのは残念だけど、関係者全員が無事であることが何よりも重要なことだ」
「皆さん、たくさんのメッセージをありがとうございました。今、家に帰るところです。少し休んで、すぐに完全復帰できるようにします。カッレとヨンネの幸運を祈る。そしてTGR WRCチーム全員を応援しているよ!」
急遽現地入りしたロヴァンペラとハルットゥネンは水曜日の朝8時からレッキを開始しており、木曜日の朝に行われるシェイクダウンのあとも、夕方のスタート時間までを利用してレッキを行うこと認められている。