マッズ・オストベルグは、ラリー・ディ・ローマ・カピターレで激しくクラッシュ、幸いにも彼とコドライバーのパトリック・バースに深刻なケガはなかったことをSNSで報告した。
ヨーロッパ・ラリー選手権第5戦のラリー・ディ・ローマの最終日、総合9位につけていたオストベルグはラリー最長となる32.30kmのSS9ロッカ・ディ・カーヴェの高速左コーナーでスライド、右ドアから激しく立ち木に衝突するアクシデントに見舞われた。
上空のヘリコプターによる中継映像ではオストベルグがマシンの外に出ている様子を映し出していたものの、C3の右のドアは激しくへこんでおり、バースに大きなケガがあるのではないかとの懸念もあったが、オストベルグは病院で検査を受けた結果、幸いにも二人とも深刻なケガはなかったことをSNSで報告している。
「高速の左コーナーで道を外れ、パトリック・バースのドアが立ち木を直撃することになった」とオストベルグはSNSで声明を発表した。
「パトリックは当初意識を失い、顔から血を流していた。幸い、医療スタッフがすぐに駆けつけてくれて、パトリックをマシンから出してくれた。二人ともローマの病院にいるが、幸いなことに大きな怪我はありませんでした」
「この強いマシンを作ってくれたシトロエン・レーシング、ヘルメットを提供してくれたスティーレ、そして安全性をもたらしてくれたメディカルスタッフとFIAに感謝したい」