18歳のオリヴァー・ソルベルグは、7月2-5日にスウェーデンのホリエスで開催予定のラリークロス・ノルディック開幕戦のオールスター・マジック・ウィークエンドにシトロエンDS3スーパーカーで参戦する。
今年は世界ラリー選手権のWRC3カテゴリーに挑戦しているオリヴァーは、父ペターが世界ラリークロス選手権で2度のタイトルを獲得したシトロエンDS3で2018年のノルディック・ラリークロス・シリーズに挑戦、3ラウンドで勝利してタイトルを獲得している。
オリヴァーは最近、トースビーで開催されたラリー・スウェーデン・ロックダウンのラリー・スプリントで優勝しており、久しぶりにタイトルを獲得したDS3を駆って地元のサーキットでノルディックシリーズに復帰する。
「今年はすべてのことが少し変化している中で、このようなイベントを開催してくれる人たちに感謝しなければならない」とソルベルグは語った。
「確かに今回のマジック・ウィークエンドはこれまでとは違うものになるだろうが、一番重要なのは僕たちがレースに出るということで、これは素晴らしいニュースだよ」とソルベルグは語った。
ソルベルグは、無観客で開催されるロックダウン後の最初の大きなラリークロスイベントを前に、先週、イベントに備えてDS3をテストした。
「ファンがいないところでレースをするのは奇妙だが、走行中に気づくことはないと思う。コックピットでは集中を必要とすることがたくさんあるからね。それに、このイベントは非常に大きなものなので、父が引退から復帰したいと思うかもしれないね!」
オールスター・マジック・ウィークエンドにはオリヴァーを含め、20台のスーパーカーがエントリーしている。エントリーの中には、世界RXドライバーのヨハン・クリストファーソン、ニクラス・グロンホルム、ロビン・ラーソンも含まれる。
もしオリヴァーの父であるペターがドライブする場合は、彼の兄であるヘニング・ソルベルグ、2度のWRCチャンピオンのマーカス・グロンホルム、ペル・エクランド、アンドレアス・エリクソン、スティグ-オロフ・ワルフリッドソンもすでにエントリーリストに入っている「レジェンド・クラス」になる可能性が高いだろう。