WRC2020/03/30

オリヴァーのオンラインラリーに4420名が参戦

(c)Oliver Solberg

 オリヴァー・ソルベルグが開催したDiRT Rally2.0によるオンラインゲーム『ソルベルグ・レース』には最終的に4420名がエントリー、オーストラリアから参加したERT_Jarodが総合優勝を飾っている。

 この『ソルベルグ・レース』は、延期になったラリー・アルゼンチンの代わりとして、DiRT Rally2.0のオンラインゲームによるアルゼンチン・ラウンドをオリヴァーが企画したもので、エントラントは23日月曜日の初日から27日金曜日の深夜までに全12ステージを走りきる必要があった。

 オリヴァーが企画した今回の『ソルベルグ・レース』は、初日にしてすでに1500人がエントリー、最終的に4420人という大きなエントリーにふくらみ、オーストラリアから参加して優勝したERT_Jarodがオリヴァーがラリー・メキシコで使用したレーシンググローブと限定版のペター・ソルベルグTWスチールウォッチを手にしている。

 また、6.081秒差の2位となったのはフランスのWert Jonathan Schaeffer、3位はフィンランドのRC Staattinen_Fiが入り、二人にはオリヴァーのパーソナルキャラクターとなっている狼がデザインされたwolfpackキャップとペター・ソルベルグのポスターが贈られている。また、2018年のeスポーツWRCの王者に輝き、今季のジュニアWRCに出場しているジョン・アームストロングは5位となっている。

「ソルベルグ・レースの一週間が終わり、最終的に4420名の皆さんが参加してくれた。みなさん、どうもありがとう! このようなイベントをホストして、多くの皆さんが参加してくれたのでとても楽しかったよ! 参加してくれたすべての人に感謝したいと思うとオリヴァーは語っている。

 ソルベルグは5つめのステージを終えた時点で暫定で総合5位につけていたが、終盤のステージでのパンクのために18位に終わっている。

「トップの彼らのスピードにはただ驚くだけだよ。彼らのスピードは別次元であり、完全に脱帽だよ。このようなチャレンジをまた開催しない理由はないね。今度は次回までにもっと休む必要があるけど、またステージで会えることを楽しみにしているよ!」