WRC2021/01/25

クロアチア・ラリーがマップとプログラムを公開

(c)Croatia Rally

 
 世界ラリー選手権として初開催されるクロアチア・ラリーが、ラリーマップとともにラリープログラムを公開、4月22日から25日までの4日間にわたってザグレブ近郊のオールターマックの伝統的なステージにおいて22SS/301.76kmで開催されるという。

 昨年末に公開されたラリーガイド1において、すでにクロアチア・ラリーのヘッドクォーターはザグレブ国立大学図書館におかれ、サービスパークは首都の中心部メドヴェドグラード地区にある展示パビリオンをもつ複合施設であるザグレブフェアに設置されることが明らかになっている。

 アイテナリーはまだ公開されてないが、今回、ラリーマップとともにラリープログラムが発表され、スペシャルステージの距離も公開されている。すべてのステージが隣接するスロバキアの国境近くで行われる

 22日木曜日の朝、サービスパークから数キロ離れた場所にあるメドヴェドグラードのシェイクダウンが行われたあと、その日の20時58分から行われるSS1スーパースペシャルステージ(1.87km)で開幕する。

 23日金曜日はザグレブ西南エリアの4つのステージをサービスを挟んでループしたあと、初日と同じスーパーSSの2回目の走行を行う9SS/101.51kmの一日となる。ステージの距離は次のように発表されている。SS2/6(6.94km)、SS3/7(23.67km)、SS4/8(10.10km)、SS5/9(9.11km)、SS10(1.87km)。

 24日土曜日も同じくザグレブ西南エリアの一日となるが、ステージは初日と重複することなくすべて異なっている。8SS/121.32kmのラリー最長の一日となる。ステージの距離は次のとおりだ。SS11/15(20.30km)、SS12/16(20.47km)、SS13/17(11.11km)、SS14/18(8.78km)。

 25日日曜日の最終日はザグレブ北部の2つのステージをノーサービスで2回ループする2SS/77.96kmの一日となる。ステージの距離は次のとおりとなり、パワーステージは13.33kmで争われる。SS19/21(25.20km)、SS20/22(13.33km)。