WRC2018/11/22

スニネン、サルミネンとのコンビで新シーズンへ

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 テーム・スニネンは、4年にわたるミッコ・マルックラとのコンビを解消し、新たにマルコ・サルミネンをコドライバーに迎えて世界ラリー選手権の新シーズンに挑むことを発表した。

 スニネンは、それまでアンドレアス・ミケルセンと優勝するなど豊富な経験をもつマルックラとのコンビを2015年にスタート、これまで39戦のWRCをともに走り、今年のポルトガルではキャリア初の表彰台となる3位でフィニッシュしている。

「僕とミッコ(・マルックラ)は二人でこの決定をすることになった。僕はいくつかの変化が必要であり、将来にむけてさらなるスピードを望んでいた。ミッコには感謝したい。ジュニアドライバーだった僕を世界のトップレベルに導いてくれたのは彼のおかげだよ」と24歳のスニネンは語った。

 マルックラは37歳だったが、サルミネンは彼よりさらに年上の40歳となり、今季は勝田貴元とともにラリー・スウェーデンでWRC2選手権初優勝を飾っているほか、ユハ・サロとのコンビで2度のフィンランド・チャンピオンに輝いている。

 スニネンとサルミネンは、12月7〜9日に行われるモンツァ・ラリーショーで新コンビの挑戦をスタートする予定だ。