カッレ・ロバンペラは、鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラの合同テストの初日、初めてスーパーフォーミュラをテストしたものの、体調不良によるドクターストップにより12日まで行われる予定だったテストセッションへの参加を断念することになった。
ロヴァンペラは2025年をもってラリーから引退し、来年から日本のスーパーフォーミュラシリーズにフル参戦することになっており、今回のテストセッションから新たにサーキットレースへのチャンジの第一歩を踏み出す予定だった。
Kids com Team KCMGからテストに参加したロヴァンペラは、10日の朝から行われたセッション1からテストを開始したものの、ここではスーパーフォーミュラの新しいマシンに慣れるためのメニューをこなすことになり、トップタイムから7秒以上遅れたタイムで最初のセッションを終えていた。しかし、午後のセッションを前に彼は体調不良を訴え、医師の診断を受けたところ良性発作性頭位めまい症(BPPV)と診断されたために、12日までの残りの5セッションすべてのテストをキャンセルすることになった。
「昼休み中にBPPV(良性発作性頭位めまい症)の症状が出てしまった。この病気は内耳を介した問題でありバランスと視覚に影響を与えるものだ」とロヴァンペラはインスタグラムのストーリーで語った。
「今週は医師から運転禁止を言い渡された。今朝のテスト以外、まともな運転ができなかったため、本当に残念だ。初めての参加でこんなことになってしまい、不運だった。今は完治するまで待ち、次回のドライブの機会を待つだけだ」
BPPV(良性発作性頭位めまい症)は、頭の特定の動きによって、ぐるぐると回転しているかのようなめまいのような症状が起こる病気であり、「耳石(じせき)」が内耳(三半規管)に入り込むことで起きる。症状は、数秒から長くても1分程度で、頭を動かさなければすぐに治まるという。治療には専門医の指導に基づき、頭や体を動かして、耳石を元の位置に戻す理学療法が有効であり、多くは1回の処置で症状が改善することが期待できるという。