今週末にフィンランドで行われるポホヤンマー・ラリーでは、トヨタGAZOOレーシングWRTとヒョンデ・モータースポーツという異なるレーシングスーツを着用したクルーの登場に沸くことになりそうだ。トヨタGAZOOレーシングWRTのボスであるヤリ-マティ・ラトバラは、エサペッカ・ラッピのレギュラーコドライバーであるヤンネ・フェルムとのコンビでポホヤンマー・ラリーのヒストリッククラスに自身のトヨタ・セリカGT-FOURで参戦する。
ラトバラにとっては2月のアークティック・ラップランド・ラリー、3月のトゥーリ・ラリーに続く今季3度目のフィンランド選手権への出場であり、今年初めてのグラベルラウンドのラリーとなる。ラトバラのヒストリック・ラリー・イベントでのコドライバーは、これまでユホ・ハンニネンとともにサミ・パヤリのレギュラーコドライバーであるエンニ・マルコネンが務めてきたが、フェルムとの出場はこれが初となる。
フィンランド選手権第5戦のポホヤンマー・ラリーでは、前戦でクラッシュしながらも選手権をリードするローペ・コルホネンとテーム・アスンマーの対決にふたたび注目が集まることになりそうだ。
また、昨年末にTOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの3期生に選ばれた後藤正太郎と松下拓未がルノー・クリオRally4で初のラリーに挑む予定だ。