WRC2025/07/31

ハンコック、フィンランドもソフトがメインタイヤ

(c)Hyundai

 ハンコックは、ラリー・フィンランドにおいて、グラベル用のソフトコンパウンドタイヤ、「ダイナプロR213 WRC7」をメインタイヤに指名、ハードタイヤの「ダイナプロR213W WRC3」をオプションとして供給する。
 
 ラリー・フィンランドは前戦のラリー・エストニアに続く、高速グラベルラリー2戦目となる。シーズンでももっとも平均速度が高いグラベルラウンドの1つとして知られているフィンランドでは、連続するジャンプセクションでの耐衝撃性、あるいは高速ステージでの正確なマシンコントロール性や俊敏なレスポンスを実現するすぐれたタイヤ性能が求められる。

 同じような高速グラベルラウンドとはいえ、エストニアはややサンディだったが、フィンランドはより硬い路面が特徴となっている。そのため、ドライバーたちにとっては、タイヤの最大パフォーマンスを引き出す新たな戦いになるかもしれない。

 ハンコックのグラベルタイヤ、ダイナプロR213は、Rally1カー用に2種類のコンパウンドが用意される。ただし、エストニアに続いてフィンランドでもメインタイヤに指名されたソフトコンパウンドのダイナプロR213 WRC7、そしてオプションとなるハードのR213W WRC3はパターンのデザインが微妙に異なる。

 ポルトガルから新たに投入されたハードコンパウンドのR213W WRC3は、ラフなグラベルイベントのためにブロックがより大きく強化されている。エストニア以降は、サファリでデビューしたR213のソフトコンパウンドであるWRC7がメインタイヤとなっているが、R213は、R213Wより溝がやや広くなったタイプとなっており、雨が降った場合では排水性の効果が高いことが期待されている。

 フィンランドではメインタイヤのソフトがRally1の各ドライバーには28本用意され、オプションのハードは8本が割り当てられるが、各ドライバーは規定に従って事前申告でオプションのハードを8本から12本に増やすことも可能となっている。その場合、ソフトは28本から24本に減ることになる。

 Rally1カーのタイヤの総使用数は、エストニア以降はシェイクダウンを含めて規定どおりの28本に戻されており、その他の車両についても26本となっている。